英語の音声に関する雑記帳

英語の発音について徒然と


『マイウェイ総合英語』の第2版に発音解説は含まれません。

去る2026年3月10日に三省堂から参考書『マイウェイ総合英語』の第2版が刊行されました。この本の初版は、学習参考書としては異例なほど詳しい発音解説(章のタイトルは「リスニング」)を収録しており、それは僕が執筆したものでした。しかし残念ながら、標題の通り、今回の第2版には僕が担当する章は含まれていません。

どうやら、初版の「リスニング」の章はこの参考書がターゲットとしている層には過剰だったらしく、ほとんど利用されなかったようです。総合英語の参考書は事実上英文法の参考書なので、発音についてまとまった内容が書かれていても使いようがないというのが現実なのかもしれませんね。

そのため第2版のリスニングの章は発音にほぼ言及しない内容に置き換わりました。それに僕はタッチしていません。

その代わりという訳ではないのですが、同じ三省堂から去年の11月に出た『コーパス・クラウン総合英語』第2版の「QRコードコンテンツ」(つまりインターネット上に置く内容)の1つとして、同じ内容を加筆修正したものが提供されることになっています。ただ、既に本は出ているのですが、現時点でまだこのコンテンツは完成しておらず、利用することはできません。

学習参考書は学校採用を目指して売り込みをかける時期には出ていなければなりません。そのため冊子版の発売日は秋で、必ずそれに間に合わせなければならないのに対して、ネットに置くコンテンツは本を採用した学校(や、買った人)が学年初めから使うことができればいいので、どうしても後回しになってしまうのですね。

本来ならネットに置くなどということをせずに印刷した本の中に含めて欲しいところだったのですが、本全体のページ数に制限があるために、それは不可能でした。恐らく文法の方も書きたい内容を絞っているのでしょうから仕方がないですね。ページ数が増えると価格に響くわけですし。

現実には、来月の学年初めに間に合わないことが確定しています。いつになるのか、見通しもまだ分からないのが心苦しいですが、気長に待っていただければと思います。

※ 急ぐ方は、『マイウェイ総合英語』初版の流通在庫や古書を入手して、音声はスマートフォン用アプリのことまなSから利用する事が可能です。初版のWebページはすでにアクセス不可能で、そこからの音声ダウンロードはできませんが、ことまなSの音声は、既にこの本を持っている方の不利益にならないようにキープされるのではないかと思います。



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